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料理写真アップします。

記念コースが始まる前にアップしたかったんですが。

とりあえず

秋刀魚の燻製、秋野菜のピクルス

スタートの小鉢です。秋だなあ。

 

次は丼でほしいと人気の

帆立サフラン風味と車エビのフュメ、

赤ピーマンのムース

コンソメジュレ

コンソメジュレの隠し味が全体を包んで

一体感が素晴らしいとの事。試食したかったなあ。

 

次はフランス産キノコのクリームスープ

定番のクラシックな料理ですが、やはり古典料理は

残るべくして残ってきた美味しさと実力です。

魚料理の五島直送は天然真鯛です。

フレッシュハーブのソースは

ディル、エストラゴン、セルフィーユなどを使った

グリーンのソース。五島魚のアラから取ったダシが

お替りパンをさせるそうです。

 

そしてお肉料理は

牛イチボ肉のロースト トリュフ風味の赤ワインソース

ビジュアル的にいい写真が撮れたので

特にコメントしません。

 

トリを務めるデザート&プティフール。

フランス産栗のミル・フュイユ仕立てとカヌレ。

ミル・フュイユのサクサクパイ生地は

まさに積み重なった枯れ葉を踏むような

耳でも楽しめる仕上りです。

ちっちゃいカヌレはややしっとりめに

焼き上げた素朴な味わいです。

コーヒー・紅茶のお供です。

 

今夜の予約は満席ですが、明日最終日の

ディナーはまだお席ありますので

ご興味のある方はお召し上がりになってみて

下さい。

 

 

 

7周年記念コース・ワイン編 赤ワイン

記念コースのメインは

牛イチボ肉のロースト トリュフ風味の赤ワインソース。

スープは木ノ子だし、やはり枯れ葉や土の香り、

コーヒーやチョコレート、できればスパイシーな香りが

こなれたような赤ワインが欲しいなーと考える。

ヴィンテージもので飲み頃を迎え、かつリーズナブル。

そんな都合の良いワインをお願いしますよーと

酒屋さんに頼んでみる。そして見つかったこの1本!

(本人の努力じゃないんかい!)

2006 シャトー デュドン

キュベ ジャン・バプティスト

ボルドーの赤。12年前かー。

早速試飲。熟したプラムやカシス、

コーヒーや土っぽい香りも残る。

いいですねー。期待が出ます。

実際飲んでみると、ねっとりした果実味と

こなれて程よくなった渋みが後味長く、力強く

引っ張っていく。酸味もちゃんと残っていて

果実味に乗っていく。飲み頃を迎えている。

なんでこんな実力派がリーズナブルなの?

気になるので調べてみる。

メドック2級、シャトー・グリュオ・ラローズの

オーナーが手掛けるボルドーから少し離れた

ポーレック村のにあるシャトーだそう。

?クウォリティーの高さの理由は分かったが、

リーズナブルな理由は分からん!

結局訳は分からないが、今手元にある。

コース料理との合わせもいいので

熟成したボルドーワイン、飲んでみてください。

 

 

 

 

 

7周年記念コース・ワイン編 白ワイン

今日は暑い!

半袖で出勤しようと思ったが、

さすがに10月で半袖だと浮いちゃうかもと

気持ちしゃれっ気出して長袖チョイス。

アウト~!

店に着いてすぐ着替え。

やっぱり名を捨てて実を取るだな。

 

今回チョイスの白は

2009年 ブルゴーニュ リュリー・ブラン。

先に紹介したスパークリングワインが

”親しみやすい王様”なのに対して

”寡黙なプロフェッショナル”というところでしょうか。

10年を経ようとしているその香りは華やかな花や

フレッシュなフルーツとは一味違う。

アンズや蜂蜜、枯れ草やクリームの香りが相まって

ほんのり熟成チーズのような香りまでする。

どう?とっつきにくいでしょ。

 

チーズの香りは賛否両論だけど、

他の香りと一緒に深みを持たせるし、

深い森や田舎を思わせるので

良い香りに考えている。

匂いの強いチーズの好き嫌いに似てるかな。

 

この複雑な香りの向こう側に驚きの展開が。

本来、キリっとした酸味を持つワイン。

年月を経て丸みを帯びるというか、他の

果実味や軽い苦味と一体となって

心地よい、熟れたフルーツジュースの味わいを

作り上げてます。しかもスッと入ってきて

後味にしっかり甘味の余韻を残す実力派。

華やかさよりも実を取ったワインということですな。

 

クリームを使った料理、木ノ子などの土系の

香りを持つ料理、軽い酸味が入る料理を

ぐっと盛り立てます。

赤ワインは待て次号。

 

 

続・SAC 7周年記念・ワイン編

うへ~、台風24号過ぎたと思ったら25号だよ~。

五島のお魚ギリギリ間に合いそうだとのこと。

そしてワインも決定です。

 

☆スパークリングワイン

►クレマン・ド・ボルドー/キュベ・ロワイヤル

見た目偉そうでしょ。名前もロワイヤル(王室)。

というわけで飲んでみる。

泡がすでにロワイヤルだ!シャンパンと同じ

きめ細やかな泡。これだけでも丹念に仕上げた

質の高さがうかがえる。

香りは・・なんともふっくらとしてる。

柔らかい中に青りんごっぽいかおりや

ちょっと複雑な香りもする。

ぐびっ・・完熟した青りんごのような、控えめだけど

ストレートな甘さと爽やかな香りも乗ってくる。

そして後ろの方でリンゴとは違う旨味が

厚みを出している。

ぬぬっ、細やかな泡から始まる柔らかくて

ふっくらしたアタック、馴染みやすい果実甘さ、

深みのある味わい・・気さくなのにリッチで

品がある、そんな方のよう。

料理も燻製の香り、赤ピーマンのムース、

木ノ子のクリーム、五島魚のハーブの香り、

どれとも合わせが楽しめるし、

単独で飲んでも飽きがこない。

記念コースの際の最初の1杯にどうぞ。

 

 

 

 

10月10日 フレンチSACは7周年!

もうすぐオープンしてからまる7年。

当時小学生で、お母さんやおばあちゃんと

来店していた優しい顔付きの男の子。

”お久しぶりです”と来店した時は

声もさながら、その声は目線より上から

掛けられた。”誰だっけ?”

そう、7年経つというのはこういうことだ。

 

長い感じもするが、創業何十年、何百年の

先輩方の前ではひよっこだ。

しかしひよっこといえど、続けてこられた

感謝の気持ちは表さないと。

というわけで、通常ディナーコースと

同じ価格で10月10日~14日の5日間、

7周年コースを提供させて頂きます。

 

☆7周年記念コース <要予約>※ランチもOK

Amuse-bouche 小前菜

►秋刀魚の燻製 秋野菜のピクルス

Entree       前菜

►海の幸と赤ピーマンのムース

カクテル仕立て

Soupe        スープ

►木ノ子のクリームスープ

Poisson      魚料理

►長崎・五島直送 鮮魚のポワレ

フレッシュハーブのソース

Viande        肉料理

►牛イチボ肉のロティ

トリュフ風味の赤ワインソース

Dessert      デザート

►栗のミルフィーユ

¥6500/¥5200(メインが魚か肉のいずれか選択)

 

高橋シェフ、渾身のメニューに仕上がりました。

通常のお値段でこの期間しかお出しできないので

ぜひ、ご賞味ください。

 

 

秋のラプソディー

11月中旬並みの気温となった9月27日。

晩秋へいきなり突入か‼と思いきや

台風が下から顔出している。

夏?秋?冬?と考えていると

SACに顔を出したフランス人。

覚えている人もいると思いますが、ブノワです。

当店でアルバイトしてました。

今度の10月10日~14日の7周年記念のお手伝いを

頼む予定だったので来てもらいました。

ディナーの時間帯はOKとのこと。

懐かしい人は声かけてください。

 

さらに秋のデザート第2弾、第3弾が連発で登場。

”紅茶のブランマンジェ スパイスカスタードソース

ミントのアイス”

 

紅茶の牛乳プリン。濃い目に出した紅茶の香りに

シナモンやカルダモンなどのスパイスで風味付けした

カスタードソースが力強く呼応する。

強い風味が組み合う中、ミントがさっと割って入る。

無花果の赤ワイン煮がチョイ付けされているところも

小憎らしい演出になっている。

”鳴門金時のクレームブリュレ 塩キャラメルのアイス”

サツマイモのねっとり甘くて重い味をひるがえし、

軽やかで上品なブリュレに仕上がっている。

合わせのアイスは塩キャラメル。

キャラメルの香りが金時の香りと相まって焼き芋のよう。

想像を軽く裏切るブリュレだ。

 

今年の秋は、季節が前後するような飽きの来ない展開だが、

ちゃんと秋が来てほしい。

SACのテーブルの上には、もう秋が来ているので

お楽しみくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

秋のデザート・新登場 第1弾

空が高くなったこと、

朝晩の空気が違うこと、

子供たちがランドセル姿に戻ったこと。

小さい秋を無理やり見つけた感じがする。

SACには小さな秋がちゃんと来ました。

巨峰 グラニテとヨーグルトのソルベ ハーブのジュレ

 

フレッシュの巨峰に寄り添うブドウジュースのかき氷と

ヨーグルトのシャーベットが、甘きつい巨峰に瑞々しさと

キレの良い後味を添えます。

ヴェルヴェーヌの柔らかくて爽やかな香りのジュレが、

全体に広がって深みのある味わいに仕上げてます。

 

さっぱりとしたデザートなので、料理でお腹一杯でも

お楽しみいただけます。

秋のデザート 第1弾、ぜひご賞味ください。

 

秋の魚料理とカクテル

暑さがぶり返し、猛暑のマークが予報に並ぶ。

またあの暑さが来るのかと朝、玄関を出ると

思わぬそよ風に空を見上げてしまう。

空が心なしか高い。秋の空だ。

 

SACにも秋の風味が登場だ。

 

”鮮魚のポワレ トロナスのピュレ 鶏のジュのソース”

白ナスや青ナスと呼ばれる丸い形のナス。

加熱するとトロっとした食感になるので通称・トロナス。

軽やかでとろみのあるナスが焼き上げた魚をふわっと包むよう。

しかもナス特有の野菜甘さが、鶏ダシソースの旨味へと

連なっていく。まさに混然一体とした秋の味だ。

 

そして秋のシャンパンカクテルも登場。

”イヴ・モンタン”(ノン・アルコール対応)

白ブドウジュースに紅茶・カモミール・ミントを

漬け込んで香りと味を馴染ませ、すりおろしリンゴの

シロップを加えたカクテル。

秋の空のような、どことなく爽やかな感じと

枯れ葉が積もる様をイメージ。

シャンパンで割ればシャンパンカクテル、

ソーダで割ればノン・アルコールカクテル。

 

暑さを残しつつも、もう秋は来ている。

フレンチSACの秋の味覚をどうぞ。

 

 

 

 

 

夏の終わり・・・じゃなかったの?

お盆が終わり、急に涼しい風が吹いて

夏が終わったのだなと、しんみり〆た前回のブログ。

締まってないじゃん‼ 暑いよ‼ 夕立ひどいよ‼

 

そういえばこのブログを読んでる大学生の男の子

いたんだっけ。

 

頑張れ!夏はまだ終わってないらしいぞ!

 

ついでに追い込みかけられて必死こいてるか、

逃避行してマンガ読んでる学生さんにも。

 

頑張れ!夏はまだ終わってないらしいぞ!

 

SACにも写真がアップされてないデザートあったぞ。

黒糖のブランマンジェ ライチのシャーベット

かりんとうみたいな甘強く、重いイメージの黒糖だが、

ブランマンジェに仕立てると和三盆のようなふっくら感と

上品さが出てくる。ライチのシャーベットの方が

甘強い感じがするが、シャーベットなのですぐに

消えていく。ライチの、南国フルーツの香りと

黒糖のほのかな香りを何となく繋いでるバナナキャラメル。

この”何となく”がいいんですよ。

モックン・ヤックンだけじゃダメ。

やっぱりフックンいないとねって感じでしょうか。

世代的に厳しい人はスマホでね。

ついでに”ZOKKON 命”あたりがいいかもよ。

”いのち”じゃないからね。ゴルゴになるよ。

あまりネタ引っ張ると夏がもっと長引きそうなので

このへんで。

 

 

 

 

 

送り火

8月16日、妻の実家に帰省した。

墓参りだ。妻の実家は甲府なので電車で2時間ほどだ。

仕事上がりにそのまま夜の電車で戻った。

昔の妻の部屋に入ると、地デジから見放されたテレビと

キラキラシールを貼りまくった姪っ子のラブレターが

お迎えしてくれた。

 

翌朝、お線香を持って出かける。お寺さんに行くと

比較的空いていた。庭木の手入れもしっかり行き届いた

落ち着くお寺だ。

入り口付近で桶に水を汲み、柄杓を持って歩き出す。

毎年1回通る道を抜けて墓前へ。

汲んだ水をかけて、線香を焚く。

カトリックなのでやり方は見様見真似だが、

この歳になるといやでも覚えてしまうものだ。

 

いったん家に戻り、前歯が抜けた姪っ子たちとボーリングへ。

テンション高い姪と久しぶりのゲーム。

変な筋肉痛になるまで2ゲームしかかからなかった。

姪っ子の体力に合わせたことにしてキッズランドへ。

もぐらたたきに釣り堀、巨大ジャングルジムや

巨大ブロック崩し…ミニ水族館にコップの模様付けの

イベントなど、くまなくやり込んで再度帰宅。

 

早速というより、もうバーベキューの準備が半ばくらいまで

仕上がっていた。お父さん、すみません。

夏の夕暮れが静かに降りてくる頃、

向かいの門の脇から煙の匂いがし始める。

ふと見ると小さな焚火をしている。

準備を進めながらいぶかしく見ていると

父が口を開く。

”送り火だな。”

知識にだけは留めていたが、実際目にするのは

初めてだ。父は続ける。

”ナスとキュウリに割りばし指して馬と牛に見立てて

盆の初日に迎え火を焚く。ご先祖さんが迷わないように。”

”お盆が終わったら今度は送り火をするんだ。

おがらって言う皮をはいだ麻の枝を燃すんだよ。その後は…”

父の話に耳を傾けながら、送り火から上がる煙の道を帰る

ご先祖様はどんな気持ちなんだろうかと巡らしていた。

”また来るね”、”ありがとね”、”楽しかったよ”、”元気でね”。

一年に一回の楽しみが終わっていく。

祭りのあとのような寂しさを思い出す。

 

”じゅんびをいっぱいしてくれたジィジにまずは

ありがとうございます。それでは始めたいと思います。”

どこで覚えたのか、大人びた(ような)姪の

バーベキュー開会の挨拶で宴会が始まった。

ビールを頂きながら焼き係がベストポジション。

何故かたこ焼きも同時進行。

仕事から上がってきた義弟と再度乾杯。

宴もたけなわになったところで花火が彩る。

 

明日の朝には日常が始まる。

ひんやりとした空気が秋の気配を忍ばせる。

”また来るね”、”ありがとね”、”楽しかったよ”、”元気でね”。

 

夏が過ぎて眺める秋の空が、切なくも清々しく見えるのは

送り火の煙が上るからなのか。

それとも迎え火の楽しみがあるからだろうか。

花火の煙に巻かれながら、ふと思う夏の終わり。