月別アーカイブ: 2016年7月

今夜のディナーから。

今日のランチはほぼ満席となり一安心。

大学の同期も名古屋からの出張ついでに

ランチに来てくれた。美味しい物好きで

食べ歩きをしては写真を撮っている。

そんな彼もトウモロコシのスープは

気に入ってくれたよう。

そう、そしてお別れだ…トウモロコシ。

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今晩から本日のスープが

”冷たい桃のクリームスープ コンソメのジュレ”。

これで気兼ねなく、これからの予約を受けることができます。

お待ちしております。

プレッシャーに負けて…

毎年この頃思うのですが、

”冷たい桃のクリーム・スープ” の

リクエストのプレッシャーがすごい。

しかもお客様同士で連絡を取り合っていて

”7月半ばから終わりごろはおそらく大丈夫ですよ”

という情報も回っている。

美味しいこと、フルー〇ェでなくてスープという感覚が

きちんと分かることなど楽しいスープであることは確か。

今回はそのプレッシャーに負けたわたしの、せめてもの

情報公開。

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今日、届いたよ。

まだ冷たいトウモロコシのスープがあるので、なくなり次第

スタートする模様。

予想としては今度の土日辺りだな、と「シェフ」が言ってました。

うむ、なかなかの卑怯ぶりを見せてバイビー!

 

ほんのり温かいスモークサーモン

山梨のフレンチに入りたての頃、

海育ちの私はフレンチの魚料理にギモンがあった。

バターにクリーム、強い香草・・・真鯛も平目も関係ないんじゃない?

そして素直においしいと言えない自分。

シェフが新しいメニューとして出してきた料理が

”ソーモン・ティエド(Saumon tiede)”。

ソーモン・ミキュイともいう。

ほんのり温かいサーモンだ。

当店では冷燻しているが調理法は同じ。

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試食を出されたとき、驚いた。

今まで味わったことのないふんわりとした食感、脂ののった独特の風味、

肉汁ならぬ魚汁ともいうべきしっとり感。どれもが新鮮だった。

サーモンと言っても所詮サケでしょ、と高をくくっていたのは事実だが、

衝撃だった。”フレンチの魚料理、侮りがたし!”(失敬)

この料理が自分の中にある、フレンチの魚料理を変えてくれた。

そしてこの料理の優れている点がもう一つある。

皮も骨もなく、柔らかいので子供でもご年配の方でも

気兼ねすることなく食べられること。箸でもいいのだ。

当店で出している”ほんのり温かいスモークサーモン”には

小さな歴史が刻まれている。それはお客様の歴史。

娘夫婦と孫娘2人を連れて来店してくださるお客様がいる。

初めて来店したのは2012年。2人の姉妹は5歳と2歳。

妹は3歳になるかならないかだった。

コースは食べきれないのでメインは

”ほんのり温かいスモークサーモン”を一切れずつ半分こ。

それに本日のスープをカップで半分こ。

分量的に大丈夫だと思っていたら、パンにハマって

結局残していた2人。

1年も経つと完食は当たり前。付き合わせの魚卵にハマったり、

サワークリームにハマったりと道草する。

2年も経つともう半分こでは足りない。まるまる一皿だ。

スープも食べ応えのある、オニオングラタンスープへ。

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この頃にはお姉ちゃんは漢字をちらほら書いてた。

妹が書けないから妹の名前、漢字で書いてあげてたな。

そしてまた月日が経って、気が付いたらもう小学生だ。

今ではおじいちゃんのサーモンにまで手を出している。

おじいちゃんは嬉しそう。

いつかはサーモンを卒業して、コースになるのだろう。

ほんのり温かいサーモンの話。