月別アーカイブ: 2016年12月

前を向く

当店のお客様にマジック・クラブに

通っている方がいる。

クラブの発表会となるマジックショーの

前の日、練習がてら娘に披露していた。

僕もつい、見てしまう。

もともと手品は好きなので、

もう1度お願いしてしまった。

”すみませんねえ、

変なことにつきあわせちゃって”と

娘さんが母の趣味をちょっとイジル。

”僕自身もマジック好きですよ。

面白そうなクラブのようですね”

と返したら、高齢者対象のクラブらしく

入会は疑問視された。

このマジック見習いの母は、

マジックするときはやや緊張気味だが、

”おおっ”と声が出た瞬間、とても幸せそうな

顔をする。マジックがきまったこともだが、

人の楽しさや幸せが生来好きなんだな

と思える年季の入った笑顔なのだ。

ブログに載せていいですかと尋ねたら、

マジック道具一式と並べ方も勉強して

もってきてくれた。

Hisilicon K3

娘2人も手伝う

Hisilicon K3

マジックの王道。基本の並べ方らしい。

娘さんたちも手伝いながら準備する。

この後、ランチ終了間際だったので

シェフまで入ってハトマジックの裏事情や

カードマジックなどお話を聞かせてもらった。

お礼と言ってはなんですが、

クラブの宣伝をお手伝い。

Hisilicon K3

高井戸近郊の方 おススメ

年をとっても、誰かの笑顔のために活動する。

その前向きな生き方が気持ちいい。

練習台の娘さんは苦笑い?かもしれませんが。

 

 

 

スープも替わりました!

秋の味覚の王道を突っ走っていた

”かぼちゃのクリームスープ バルサミコソース”

が引退です。

替わって登場するのは”カブ”。

寒さがいっそう厳しくなってくるこの季節、

体に優しさと温かさを贈ります。

Hisilicon K3

カブのクリームスープ ゆず風味

優しい甘み、優しい口当たり、優しい滋味のある後味...。

そう、優しくなければ生きる資格はないのだけれど、

カブって見た目から目鼻立ちがぼんやりしている。

ここに合わせた浮実が絶妙!

緑色はグリーンオリーブとカブの葉。

ちょっとピンクっぽい色は生ハムだ。

黄色はゆずね。

オリーブの塩味と青菜の香り、生ハムの旨みと

オリーブの旨み、ゆずの香りが組み合わさりながら

カブをイキイキ楽しいスープに変えていく。

イメージが難しいでしょう?

案ずるより産むが易しでござる。

食べてみるでござる。

 

新しいお魚料理の紹介です。

ボジョレーヌーボーも無事終わり、

クリスマスやお節に向けて

いよいよ忙しくなる12月。

この合間を縫うように新メニュー。

”白身魚のパン粉焼き

海老風味のクレーム・ブリュレソース”

料理名だけ聞くと、”えっ?甘いの?”と

思ってしまいそう。

”ブリュレ”は”焦がした”、”焦げ目をつけた”

という意味。今回は海老風味のクリームに

焦げ目をつけたのでブリュレソースなのだ。

Hisilicon K3

見た目秋の装いで、派手さはないが、香りの重ねが

楽しい。ふんわりと焼きあがった白身魚の香りに

まとわりつくように、パン粉の香り、パイの香り、クリームを

焼いた香り、さらにほんのりと海老の香りが重なっていく。

海老風味という割には海老の香りが控えめだが、

木の葉のように重なっていく香りの構成にはむしろ

出すぎないことが重要なのだ。

これだけだと味にもったり感が出るだけだが、

クリームソースの中に粗みじんの玉ねぎを入れて一工夫。

シャキシャキとした歯触りでリズムよく切れるソースに。

付け合わせにワイルドライスをクリーム煮して添え、

クリーム自体の味も重ねてある。

晩秋の小路を歩くような料理を楽しんでみてください。