月別アーカイブ: 2018年4月

プリン

昔ながらの焼きプリン。

フランス語だと”クレーム・ランバルセ(ひっくり返す)”。

あまりにもそっけないデザート・・ではない。

ディナーのオペラ、エッフェルコースの前菜、

”フォアグラのプリン 自家製ブリオッシュ添え”だ。

見た目は素朴なプリン。キャラメルソースが本当に

掛かっている。実は口に含んでしばらくの間もプリン。

口の中に空気が入った瞬間、フォアグラ・プリンになる。

フォアグラの香りだけでなく、ポルト酒やナツメグといった

香りもふわりと吹き抜けていく。

フォアグラは”甘強い”ものとよく合う。

ねっとり甘口ワインのデザートワインやはちみつ、

そして今回はキャラメルソースだ。

奇をてらった料理のように見えるが

クラシックフレンチが脈づいている。

デザートに春の風

焼き菓子系のデザート、

”レモン風味のパウンドケーキ”が終了です。

キラキラ感は少なめだけど

しっとりじんわり落ち着くデザートだったなあ。

その代わりに入るデザートは

”フロマージュ・ブランのムース オレンジのクーリ”

フロマージュ(チーズ)・ブラン(白)という

なんのひねりもないネーミングだけど

結構、聞き覚えのあるチーズの一つ。

これをフワフワのムースに仕上げると

軽くてむっちりとしたデザートになる。

絡みやすい濃度のオレンジソース(クーリ)と

フレッシュのオレンジはそれぞれに違う

おいしさを引き出す。

 

全体的に黄色の色合いだが、これが

フランスの春の色。それはミモザの色。

どんよりした冬の終わりを告げる色だ。

 

オレンジのクーリにはコアントローという

オレンジリキュール(お酒)を加えて

キレと風味を上げているので

アルコールが苦手な方は伝えてください。

 

新しいラインナップが徐々に進んでいるので

お楽しみに。