ボジョレ・コボレ話 ③


いよいよ来週はボジョレヌーボー解禁ですな。

SACの飲み放題イベントも、やるからには

しっかり盛り上がって欲しいもの。

おそらくこの企画は今年が最後になる予定デス。

 

さて今回のコボレ話は

”あの明らかに高いボジョレ何?”。

今ではコンビニでも手に入るボジョレヌーボー。

手頃なワインを選んで、ヌーボー(新酒)だねと

気さくに飲むには適してる。もともと原料の

ガメイというブドウ品種は苺みたいな香り、

爽やか、軽やかで飲みやすいが身上だ。

味・香りの深みや複雑さとは一見遠いような

感じだが、実はしっかり味わうタイプが存在する。

それがいわゆる高いやつ。

 

ボジョレ地区も村によって格付けがあり、

ボジョレ、ボジョレ・ヴィラージュ、

クリュ・ボジョレなどある。

こんなカタカナ並べられると呪文みたいだ。

ざっくり言うと土壌が違うのだ。

ガメイという品種は柔らかい土だと

凡庸だけど、花崗岩質の痩せた土地だと

しっかりとした味を出す。

ボジョレ地区は南北に長い土地で

きれいに土壌が二分される。

北半分が花崗岩質、南半分が粘土質。

つまり北半分で作られたワインは

しっかり者。

そしてボジョレ・ヴィラージュや

クリュ・ボジョレといった格付け地域は

全て北側にある。

だから質がよく、高くなる。

 

いつものヌーボーではなく、

たまには味わうヌーボーを飲みたいときは

迷わずヴィラージュを選ぶといい。

最上ランクのクリュ・ボジョレは

ヌーボーを出さないので探しても

ありません。悪しからず。